1997年(中期)
5月A日
覚悟を決め、キャラクターの作り直しをKENに依頼。
今度は、全てのキャラクターを1つのBMPにまとめてから
減色するようにしたので、以前よりは全然見栄えは良くなった。
しかし、その頃は「OPTIPIX」の存在すら知らなかったため、
発狂するような思いでドット修正を行った。
もう2度とあんな愉快な作業はしたくない。
5月B日
昼休み、部室で作業を行っていたら、4年生の方が
遊びに来て、オレっちのゲームのソースプログラムを見て、
「ソース分割しないで組んでんの!?」と絶叫。
そう、その当時、オレっちはソース分割のやり方を知らなかったのだ。
今でこそ(今更とも言うが)、ちゃんとソースを分割して
組んでいるが、当時の組み方は、今考えるとゾッとする。
だって90KBは余裕であったもんなー。
5月C日
ボスキャラを2匹程増やそうと企んだ。
ところが、実際に組んで見ると、正体不明のコンパイルエラーが発生!!
メッセージの意味こそ違うものの、どうやらオレっちの
ソースの構造に問題があったらしい。
しかし、当時はソースの構成を改善する気など全然無かったので、
仕方なくボスの追加は諦めた。
その代わり、現存するボスキャラをちょっとばかし
凶悪化させてやることにした。
そして完成してみたら、ワォビックリ!!
最終面ボスコンビだけで攻撃パターンが22個にまで増えてやんの。
ちょっとのはずなのに........(わかっていながらも
全然甘くしない時点で、ある意味終わってます、自分)
5月D日
文化部発表会も近いと言うわけで、ちょっとしたデモ
(要はSS版「蒼穹紅蓮隊」演習モードの機体説明みたいなヤツ)
とエンディング(といってもスタッフロールのみ)
を作ってみた。評判はなかなかに良かった。
ところが、バッチ処理で1時間くらい延々と繰り返してると、
突然画像データが読み込まれなくなるというヤバイ現象が発生!!
某4年生の方(99年度には院2年生になりますけど)いわく、
「VRAMの初期化をしてないからだよ」
とのことで、本人が後で教えてくれると言ったのだが、
忙しいとか何やで結局教えてもらえなかった。
まあ、これは後で自力で解決したからいいけど。
5月E日
文化部発表会スタァート!!
もちろんSSP処女作
「STORM CALIBER Ver.2」も出展したぜ。
しかし、全然人来ねぇでやんの。
そんな中,某28代目会長が御自分の友人を連れてプレイした。
それを見た友人の皆様の一言「ヌルイな」。
な、何ですとぉー!?
そういえば以前、某28代目会長に
「やっぱ怒蜂くらいやってもらわないとねぇ」と
言われたことがあったが、その頃は弾幕による処理落ちが恐くて(?)
できなかった。
ま、今となってはそんなもんとっくに吹っ切れてるから、
なんぼにもできるんだけどね。
6月A日
近所のゲーセンで、ケイブの某究極弾幕STGを観戦した。
な、何と!それは2周目だった。最終鬼畜兵器&火蜂も見てしまった。
凄まじい弾幕だった。
しかし、オレっちが思ったのはそれだけではなかった。
「98で再現してぇ!!」
この1件が、後の「エクストラモード」を作るきっかけとなったわけだが、
実際に作り始めた頃のレギュラー一同のブーイングも凄かった。
また、自機の当たり判定がこの上無く小さくなったのも、
これが最初であった。
ここからSSPのSTG制作方針はガラリと変わったと言えよう。
6月B日
「エクストラモード」、何か変化が欲しかった。
そこで思いついたこと。「新しい自機の追加」!!
思いついたからにはやらずにはいられない。早速制作開始!!
外見を変えるのは、デザイン考えるのが面倒なので、
機体カラーを変えるだけで済ませ(て,手抜き......)、
ショットは1機目が拡散型だったので一点集中型にして
(でも威力は低めにし,逆に速射性を向上)、
C.W.S.は炸裂型にして威力を高くし,
ボンバーは某レイス......ごほごほっ、失礼。
とにかく後方支援爆撃(?)みたいなタイプにした。
機体名は「ELIMINATE CALIBER」。
なんとなく「ELIMINATE(駆除)」って単語を
使いたかったんですー。
あ、そうそう。移動スピード速くして,C.W.S.の最高倍率も
高くしたんだったわ
(ノーマルモードは16倍,エクストラの「STORM〜」は24倍,
「ELIMINATE〜」は32倍)。
6月C日
「エクストラモード」の制作も一段落着いたし、
KENも早く新キャラ作りたくてウズウズしてるみたいだし、
ちゅーわけで、早くも2作目の制作スタート。
局地的に「WINに行け!!」という意見も出たが、
個人的にはまだまだDOSで頑張りたかったので、
最初から98で作ることにしていた。
6月D日
2作目の基本部分について考えてみた。
ホントは某海産物だらけな横STGみたいに
しようと思っていたのだが、KENの発言により、
某イナズマチックな横STGみたいなシステムで
いくことに変更。
ん〜む、自分、なんかKENにブン回されてるような
気がするなー。
7月A日
早くも2作目の基本部分が完成。
しかし、この頃は全体的に自機の攻撃が派手すぎた。
必殺武器「EXバレル」はともかく、ショット撃っただけでも
妙に処理落ちしちまいやがんの。
もったいないが泣く泣く抑制したものだ。
7月B日
KENに2作目こと「MESSIER」の
キャラ制作を依頼した。
愉快なことに、大半がKENの大っ嫌いな海産物であった。
KEN、「カンベンしてよー」とか泣き言ぬかしてた覚えがある。それもそうか。
今度こそは5、6面くらい作りたいなー、
などと浅はかなことを企んでいたが、またも所定の事情により、
その企みはあっけなく打ち砕かれることになる。しくしく。
7月C日
実家・栃木へ帰郷。
同じ栃木出身の1つ年上の先輩の車に乗せてもらって帰った
(そういえば、1年前も乗せてもらって覚えが)。
これから約1ヶ月間,「MESSIER」の制作は
事実上中断(実家にPC98ないし)。
その代わり,実家へSSを持ち込んで、TFXやりまくり!!
初めの内は最終ボスに逃げられてキレまくっていたが、
約20クレジット目にしてようやく撃破。
後に,某SS情報誌にて、真相を確認。
それ以後,ヤツに逃げられることはなくなった
(ノーミス達成率はイマイチだが)。
気がつけば,話の路線がものの見事にそれまくっているが、
この際気にしないでおきましょう(笑)。
8月A日
実家から金沢に戻り、「MESSIER」の制作を再開。
KENがエンゼルヒッシュを仕上げていた。ご苦労さん。
次はシーラカンスを作ると言っていた。
ありがてぇ、っつやありがてぇが、スゲェヤツ選びおったもんだ。
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